#就活 #やる気でない
就活は今後の人生を大きく左右するターニングポイントです。しかし、やる気が出ないと悩む就活生も少なくありません。この記事では、就活のモチベーションが上がらない大学生に向けて、やる気が出ない主な原因を解説します。さらに、就職以外の選択肢や、就活でやる気が出ないときの対処法についても紹介します。
目次
- 就活でやる気が出ない原因5選
- やる気が出ない時期を乗り越えることが大切
- 就職以外の選択肢には何がある?
- 就活でやる気が出ないときの対処法
- 就活に行き詰まったと感じたら、LHH就活エージェントへの相談がおすすめ
- まとめ
就活でやる気が出ない原因5選

「どうしても就活に前向きになれない…」そんな気持ちになること、誰にでもあります。やる気が出ないときは、まずその原因を知ることが第一歩。ここでは、就活生がやる気をなくしてしまう代表的な理由を5つ紹介します。
選考がうまくいかず、自信をなくしている
就活を進める中で、エントリーシートや面接での不合格が続くと、どうしても気持ちが沈みがちになります。努力が結果に結びつかない状況が続くと、「自分には価値がないのでは」と自信を失い、就活全体に後ろ向きになってしまうこともあります。
こうしたときは、「評価されなかった理由」と「次に生かせるポイント」を冷静に整理してみましょう。周囲と比較しすぎず、自分のペースを保つことが大切です。
自分のやりたいことが分からない
明確な志望動機が見つからないことも、やる気の低下につながります。とくに、「周囲と合わせて何となく就活を始めた」「家族に言われて仕方なく就活をしている」といった受動的な理由で動き出した場合、就活へのモチベーションがもともと低く、やる気を失いやすくなります。
自己分析の視点を変えたり、少しでも気になる企業や仕事を調べてみたりすることで、興味の方向性が見えてくることもあります。
下記の記事では、自分のやりたいことの見つけ方などについて紹介しています。気になる方はぜひご参照ください。
就活以外にやりたいことがある
部活やサークル、趣味、ボランティアなど、就職以外にやりたいことがあると、就活に前向きになれないケースもあります。とくに、夢や目標を持って本気で打ち込んでいるものがある場合、就活によって時間が制約されることにストレスを感じ、モチベーションを保ちにくくなります。
また、大学院進学や留学を検討しつつ、将来の選択肢を広げるために就活を進める方もいますが、受験との両立は想像以上に大きな負担となり、心身ともに疲れてしまうこともあります。
そのようなときは、スケジュールを見直したり、信頼できる人に相談したりしながら、「今の自分にとって何を優先すべきか」を明確にすることが、気持ちを整理するうえで役立ちます。
何から始めればいいのかわからない
就活の全体的な流れがわからず、「何から始めればいいのかわからない」と感じることもやる気が出ない原因のひとつです。就活では、自己分析や業界研究を行い、志望企業を選んで応募するのが一般的な流れですが、こうしたスケジュールや手順が把握できていないと、行動に移しづらくなり、モチベーションが下がってしまいます。
行動のハードルが高いと感じたときは、まず「できることから一つだけ取り組む」ことを意識しましょう。たとえば、「気になる企業を3社ピックアップする」「1社だけ説明会に申し込む」といった小さな行動が、前向きなサイクルのきっかけになります。
企業研究や面接対策などが面倒くさい
就活においては、自己分析、企業研究、面接対策といった準備が欠かせません。しかし、これらには多くの時間と労力が必要なため、応募する企業の数が増えるほど「面倒だ」と感じてしまい、やる気が出なくなってしまうことがあります。とくに、自己PRに使えるエピソードが見つからないときは、自分に対して否定的になり、就活自体が嫌になってしまうことも。そんなときは、1人で抱え込まずに、就活エージェントなど第三者のサポートを利用するのも有効な手段です。
やる気が出ない時期を乗り越えることが大切
就活以外にやりたいことがあったり、企業研究や面接対策に負担を感じたりすると、就活に対して前向きになれないこともあるかもしれません。また、「やりたいことが見つからない」「何から手をつければよいのかわからない」といった不安や迷いがあると、気持ちが沈んだり、やる気が出なかったりするのも自然なことです。
就活はゴールが見えにくく、たとえ意欲を持って取り組んでいたとしても、選考に落ちることが続けば、モチベーションの維持が難しくなる場面もあるでしょう。実際、多くの就活生が一度はやる気の出ない時期を経験しています。
だからこそ、「こういう時期もある」と自分を責めずに受け入れ、焦らずに就活を続けていくことが大切です。立ち止まることがあっても、自分のペースで一歩ずつ前に進むことが、将来につながっていきます。
就職以外の選択肢には何がある?

就職以外にも、就職浪人、大学院への進学、留学、起業、家業を継ぐ、フリーター、ニートなど、さまざまな選択肢があります。どの道を選ぶにしても、それぞれのメリットとデメリットを比較した上で判断することが重要です。
たとえば、学校卒業後も就職活動を続ける「就職浪人」という選択肢があります。就職浪人には、就活に多くの時間を割けることや、先に就職した同級生の経験を参考にできるというメリットがあります。一方で、面接では「なぜ卒業時に就職しなかったのか」と問われることが多く、その理由を説得力のある形で伝える必要があります。さらに、既卒扱いとなることで大学のサポートが受けられなくなったり、応募できる企業が少なくなったりする場合もあるので注意しましょう。
また、大学院への進学や留学、フリーターやニートといった道を選ぶ場合は、学費や生活費などの金銭的な問題が関わってくることも多く、家族の理解や協力が必要になるケースもあります。
就活でやる気が出ないときの対処法
就活でやる気が出ないと感じると、つい投げやりになってしまいがちですが、それでは状況は改善しません。そんなときは、以下のような対処法を試して、少しずつ前向きな気持ちを取り戻していきましょう。
ゆっくり休んでみる
すでに就活を始めていて、なかなか内定をもらえずやる気が出ないときは、一度ゆっくり休んでみるのも有効な方法です。心と体が疲れた状態では、本来の力を発揮するのが難しくなります。一度就活から離れて、リフレッシュの時間を取りましょう。心身が回復することで、再び前向きな気持ちで就活に取り組めるはずです。ただし、長く休みすぎると再開が難しくなる場合もあるので、期限を設けて計画的に休むことが大切です。
上手くいっている就活生と比べないようにする
就活では、周囲と比べすぎないことが大切です。周囲の就活生が上手くいっているように見えると、自分と比べて落ち込んでしまい、やる気を失ってしまうことがあります。志望業界や目指すキャリアは人それぞれ異なり、選考のタイミングもバラバラです。他人との比較ではなく、過去の自分と比べてどれだけ成長できたかに目を向けると、自信や前向きな気持ちにつながります。
就職のメリットを考える
「やりたいことが見つからない」「ほかにやりたいことがある」と感じて就活へのやる気が出ないときは、就職したことで得られるメリットに目を向けてみましょう。たとえば、社会人になることで人とのつながりが増えたり、新しい価値観に出会えたりする機会があります。また、経済的に自立することで、将来やりたいことが見つかったときに、より自由に行動できるようになります。
就職はゴールではなく、次のステップに進む手段のひとつと捉えることで、就活に前向きに取り組みやすくなります。
将来の目標を明確にする
就活のやる気が出ないときは、具体的な目標や期限を設定してみましょう。いつまでに何をやるのかをはっきり決めることで、ゴールが明確になり、就活にも集中しやすくなります。
たとえば、「今月中に○○社の企業研究をする」「今週中に△△社のエントリーシートを提出する」など、短期間の目標でも問題ありません。まずは小さな目標を決めることで、自然と行動に移しやすくなります。
そして慣れてきたら、入社後のキャリアプランについても少しずつ考えてみましょう。仮の目標でも構いません。「将来こうなりたい」というビジョンを持つことで、志望動機に説得力が生まれ、自分が何をすべきか明確になっていきます。
就活のスケジュールを見直す
就活の進み具合に不安を抱えている方や、今やるべきことがわからない方は、一度スケジュールを見直してみましょう。就活全体の流れを整理し、自分が今どの段階にいるのか、これから何をすべきかを明確にすることで、漠然とした不安や焦りを和らげられます。たとえほかの人より多少出遅れていたとしても、大学4年の秋や冬にも求人を出している企業はあります。チャンスはまだ残っているので、あきらめずに自分のペースで続けていくことが大切です。
就活エージェントに相談する

就活のやる気が出ないときは、就活エージェントに相談してみるのもひとつの方法です。就活エージェントでは、自己分析や企業研究、面接対策など、就活において悩みやすいポイントを一緒に整理し、的確なアドバイスを提供しています。専門のコンサルタントの力を借りることで、ひとりで悩むよりスムーズに就活が進められるでしょう。
就活に行き詰まったと感じたら、LHH就活エージェントへの相談がおすすめ
就活が思うように進まず行き詰まりを感じたときは、LHH就活エージェントへの相談がおすすめです。
LHH就活エージェントでは、経験豊富なコンサルタントがあなたの状況や希望に合わせて最適な求人を紹介します。志望業界の選定や、履歴書・エントリーシートの添削、面接対策まで、就活に必要なサポートを一貫して受けられます。
初めての就活では、「何から始めればいいのかわからない」と感じる場面も多いものです。LHHのコンサルタントが丁寧に寄り添い、内定獲得・入社までしっかりと導いてくれるので、安心して就活を進められます。
まとめ
就活でやる気が出ない主な原因は、「選考がうまくいかず、自信をなくしている」「自分のやりたいことが分からない」「就活以外にやりたいことがある」「何から始めればいいのかわからない」「企業研究や面接対策などが面倒くさい」の5つです。
そんなときは、思い切って一度休んでみたり、就活のスケジュールを見直したりして、自分に合ったペースで再スタートを切ることが大切です。目標や期限を明確にし、一つずつ行動を起こすことで、少しずつモチベーションを取り戻すことができます。
また、「ひとりでは難しい」と感じる場合は、就活エージェントを活用するのもおすすめです。LHH就活エージェントは、企業情報を深く理解した経験豊富なコンサルタントが、あなたの就活を丁寧にサポートしてくれます。