#就活 #やり方 #わからない
多くの企業が新卒採用を行う日本では、大学3年生ごろから当たり前のように就活がはじまります。フリーターとして働き企業に就職するパターンもありますが、いずれにしても初めて就活をするときに、やり方がわからず困る方もいるはずです。
そこで、就活のやり方や流れ、就活に備えて準備しておくべきことなどについて解説します。
目次
就活のやり方と流れ
就活をスムーズに進めるには、事前準備が欠かせません。しかし、やるべきことが多いため、すべての準備が整ってからはじめようとすると出遅れる可能性があります。説明会やインターンシップに行くのと並行して、ほかの準備を進めましょう。
就活のときには何かと不安を抱えがちですが、とにかく行動すれば不安が軽減できます。ここでは就活に必要な準備と流れを6つ紹介しますので、まずはどれかひとつだけでもやってみましょう。
自己分析
就活をはじめる際には、必ず自己分析を行いましょう。自己分析とは、過去を振り返って自分の強みや長所・短所などを洗い出す作業です。この作業によって、仕事選びの軸や自分のアピールポイントが明確化できます。
きちんと自己分析ができていない状態で就活をはじめると、自分に向いていない企業に応募してしまうリスクがあります。仮に入社できても「自分に合わない」と感じて早期退職することになりかねません。
また、面接時に自分の魅力をアピールしきれず、何社受けても内定がもらえない状態に陥る可能性もあります。下記の記事にて自己分析のやり方を詳しく解説していますので、こちらを参考に自己分析をやってみましょう。
就活エージェントへの登録
就活のやり方がわからないときは、就活エージェントに登録するのもおすすめです。就活エージェントとは、自分に合った求人を紹介してもらえるサービスです。
自己分析のアドバイス、業界研究・企業研究、面接練習といったプロのサポートも受けられるのでスムーズに就活を進められます。就活エージェントによってサービス内容は異なるため、自分に合うサービスを探してみましょう。
就活エージェントについては、下記の記事にてより詳しく解説していますので併せてご覧ください。
業界研究・企業研究
就活では、業界研究や企業研究を行うことも重要です。業界研究とは、就職を希望する業界の仕組みや動向、トレンドなどを把握して、その業界の課題や将来性などを調べることです。
その業界に属する評判のよい企業についても調べておくと、自分に合った環境で働ける確率が高まります。
企業研究とは、就職したい企業や興味がある企業の事業内容や企業理念、働き方、同業他社と異なる部分などを細かく調べることです。こうしたリサーチにより、志望動機の説得力が増すだけでなく、その企業が自分に合っているかどうかも判断しやすくなります。
業界研究のやり方・進め方については、下記の記事にて解説しています。業界研究シートのサンプルもダウンロードできますので、ぜひご活用ください。
説明会への参加
就活の際には、企業説明会や合同説明会にも積極的に参加しましょう。
企業説明会は企業が独自で開催する説明会です。その企業の社員から直接事業内容や企業理念などを解説してもらえるだけでなく、各部署の具体的な業務内容や社内の雰囲気といった、外部からでは調査しきれない情報が得られます。
合同説明会とは、複数の企業が1ヵ所に集まり開催する説明会です。多数の企業ブースから気になるものを選んで話を聞けるので、新たな志望先が見つかる可能性があります。
書類の準備
履歴書やエントリーシート(ES)など、就活に必要な書類の準備も進めましょう。履歴書とはアルバイトの面接でも書くことがある、氏名や住所、学歴や職歴などの情報を記載する書類です。
一方エントリーシートとは、企業が選考に使うための書類です。志望動機や自己PRなど、企業側が知りたい情報を得るためのものなので、企業ごとに記載事項が異なります。
企業にとって、応募書類は選考を進める際の軸になるものです。内容が薄いと書類選考で落ちて面接まで辿りつけなかったり、「やる気がない」などマイナスの評価をつけられたりする可能性が高いので、丁寧に作り込みましょう。
下記の記事でエントリーシートの書き方をより詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
関連する記事
面接の練習
いろいろと話したいことを考えていても、いざ面接がはじまると緊張したり想定外の質問が来たりしてうまく回答できず失敗に終わることがあります。
本番で緊張しすぎないように、何度も模擬面接を受けるなどして練習をしておきましょう。また、面接のよくある質問を調べて、どう答えるかを考えておくことも重要です。
下記の記事にて面接時によくある失敗例を紹介していますので、ぜひこちらもご覧ください。
就活の基本的なスケジュール
政府主導の就活スケジュール(本選考)は、「大学3年生時の3月に採用情報公開・エントリー受付開始「大学4年生6月に面接などの選考開始」ですが、大学3年生の夏から行われるインターンシップを通じて、早期選考が行われる企業も増加しています。2025年度卒の学生においては、4年生の5月時点で内定率が72.4%に達しています。このような状況下で、チャンスを逃さないためにも、早期選考の情報をしっかりと把握し、積極的に取り組むことが求められます。
大学3年生の3月以降就活の基本的なスケジュールは下記のとおりです。
- 1【3月上旬】エントリー受付開始
- 2【3月以降】企業説明会・合同説明会に参加
- 3【4月以降】エントリーシートの作成・提出
- 4【6月以降】本選考
- 5【10月以降】内定獲得
以下、各段階の詳細について解説します。
【3月上旬】エントリー受付開始
3月上旬、大学3年生の春休み中に多くの企業のエントリー受付がはじまります。就活の「エントリー」とは、企業に興味をもっていることを伝え、説明会の日程や選考の流れといった情報を教えてもらう作業です。
エントリーしないと基本的には説明会や選考に参加できないので、気になる企業があれば積極的にエントリーしておきましょう。
エントリー受付開始後に自己分析からはじめていては、締め切りに間に合わなくなる可能性があります。3月以前に自己分析や業界研究・企業研究などを済ませ、エントリーする企業をピックアップしておきましょう。
【3月以降】企業説明会・合同説明会に参加
エントリーを済ませて必要な情報を得たら、次に企業説明会・合同説明会へ参加します。スーツでの参加になるケースが多いので、あらかじめ用意しておきましょう。メモ帳やクリアファイルなども持参するのがおすすめです。
また、企業の業務内容や理念などをある程度把握していないと、担当者が何について話しているのかを理解するのが難しくなります。さらにひとつも質問しないと「やる気がない」とみなされることがあるので、事前に業界研究・企業研究を行い質問を考えておきましょう。
【4月以降】エントリーシートの作成・提出
大学4年生になった4月以降に、エントリーシートの作成・提出がはじまります。エントリーシートの内容で選考に進めるかどうかが決まることも多いので、丁寧に作り上げましょう。
なお、エントリーシートの提出は説明会後になるのが一般的ですが、説明会前に提出、あるいは説明会の際に持参するよう求められるケースもあります。企業によって対応が異なるので、エントリーシートを提出するタイミングを確認しておきましょう。
【6月以降】本選考
大学4年生の6月ごろから、いよいよ本選考がはじまります。ただ、前述した通り政府は6月開始を要請しているものの、実際にはそれより早い段階で面接や内定出しを行っている企業も少なくありません。
6月開始と油断せず、興味のある企業や業界のインターンシップが募集されていないかをチェックしたり、早めに面接で聞かれる質問の回答を考えたり、面接の練習をしたりすることが大切です。
【10月以降】内定獲得
無事に選考を通過すると、10月以降に正式な内定が通知されます。このタイミングで内定式が開催される企業も多いので、スーツをクリーニングに出すなどして身だしなみを整えておきましょう。ビジネスマナーを学んでおくのもおすすめです。
就活に備えて準備しておくべきこと
ここまで就活の基本的なやり方を解説してきましたが、それ以外にも準備しておきたいことがあります。就活が有利に進みやすくなる可能性があるので、できる限り準備を整えておきましょう。
Webテスト対策をする
企業によっては面接の前に応募者を絞る目的で、Webテストが実施されることがあります。Webテストに合格できないと面接に進めないため、Webテスト対策をしておきましょう。
Webテストには、SPI・ENG-SPI・玉手箱・GAB/C-GAB・TG-WEB・CABなどさまざまな種類があり、すべて勉強するのは困難です。口コミチェックやOG・OB訪問などで、どのWebテストが実施されるのかを調べてみましょう。
Webテストの過去問も公開されているので、1度すべて解いてみて苦手分野を把握し、毎日繰り返し復習するなどして苦手を克服することが大切です。
就活マナー・言葉遣いを身につける
就活マナーや社会人としての言葉遣いが備わっていると、面接で好印象を与えられます。また、第一印象がよいと、採用担当者も「よいところを引き出してあげたい」と思う可能性が高いので、正しいマナーや言葉遣いを身につけておきましょう。
基本的なマナーでいうと、コートは建物に入る前に脱ぎ、キレイに折りたたんで腕にかけるというものがあります。また、面接の部屋に入る際には扉を3回ノックし、「どうぞ」などの返答があったら「失礼いたします」と挨拶して入室しましょう。
入室後はいきなり着席せずイスの横に立ち、「おかけください」といわれたら座ります。また、退室する際はドアの前で採用担当者のほうを向き、「失礼いたします」と挨拶しましょう。
「お忙しい中お時間いただきありがとうございました」などと伝える気遣いがあると、より好印象を与えられます。
言葉遣いで指摘されやすいのは、「~になります」「よろしかったでしょうか」などです。
・「になります」→「~です」
・「よろしかったでしょうか」→「よろしいでしょうか」
このほかにもいろいろあるので、本を読むなどして調べておきましょう。
就活エージェントへ登録する
前述のように、就活のやり方がわからないときは、就活エージェントに登録・相談するのもおすすめです。プロ目線のアドバイスや自己分析のやり方、面接練習などのサポートが受けられます。
また、カウンセリングの結果から、自分に合った求人を紹介してもらえるのも魅力です。就活エージェントによってサービス内容が異なるので、自分に合っていそうなエージェントを探しましょう。
まとめ
就活では自己分析や業界研究・企業研究、説明会への参加など、やるべきことが多々あります。企業のエントリー受付がはじまってから準備していては出遅れる可能性が高いので、早めに準備を進めましょう。
就活をスムーズに進めたいなら、プロのサポートが受けられる就活エージェントを活用するのもおすすめです。
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LHH就活エージェントの特長やサービスについて、下記にて詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
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