【理系学生必見】就活はいつから始める? スケジュールは? 何から始めるべき?

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就活は事前に準備しておかないと、続々と内定が決まる学生が増えてきて焦ったり、思うように選考が通過しなかったりする恐れがあります。ここでは理系学生が就活をいつから始めたらいいのかなど、就活開始時期の目安や就活スケジュール、上手く進めるために心がけたいことをまとめています。就活を効率的に進めるポイントをつかみましょう。


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目次

理系就活生が就活を開始するべき時期

理系の学生が就活を開始すべき時期は、学士、修士、博士課程に分けて3パターンあります。

理系就活生が就活を開始するべき時期

学部卒なら学部3年の春から始めよう

理系の学部卒なら、大学3年生の4月から就職活動に向けて準備が必要です。多くの企業が夏から秋にかけてインターンシップを開催しているので、応募先企業の開催時期を見逃さずに応募・参加しましょう。

リクナビの人事担当者を対象とした調査では、企業がインターンシップの実施時期として挙げたのは8月が最も多く、35.8%でした。次いで7月が27.4%、9月が26.3%、10月が25.8%と、開催は夏から秋にかけて集中していることがわかります。選考については翌年の3月頃から本格化し、大学4年生の5月頃までに企業説明会に参加したり、エントリーを済ませたりします。大学院進学に迷いがある方は、インターンでの情報収集が役に立つため、両方の道を選択できるように並行して準備することが大切です。

修士卒なら修士1年の春から

理系の修士卒なら、大学院1年目(M1)の春頃から夏頃にかけて就職活動に向けて動き出します。日経クロステックが理系大学院生を対象に行った調査では、4月から6月に就職活動を開始した人が最も多く、7月以降に就職活動を始める人は少数派であることがわかりました。また、インターンの参加が多い時期は8月から9月でした。このことから、春から就職活動を始め、夏・秋のインターンシップに積極的な参加をする流れが一般的であることがわかります。

博士卒なら博士1年の夏〜秋

理系の博士卒なら、博士課程1年目の夏から秋にかけて就職活動を始めることが大切です。博士課程2年目の3月頃には選考がすでに終了している企業が多いため、秋の学会が終わる10月頃から選考に臨みます。研究が忙しくなることを考慮し、春には志望度の高い企業のインターンに応募するのが有効です。

理系学生の一般的な就活の流れ

理系学生が就活を行う際は、以下の4つのステップで進めます。ここからは、各ステップで注意すべき点を解説します。

1. 就活の準備

就活を始めるにあたっては、入念な準備が重要です。業界研究や自己分析、OB・OG訪問、インターンへの参加などを検討します。特にOB・OG訪問やインターンシップへの応募は、春から着手する必要があります。大学3年生や大学院1年生の4月から行動を始めましょう。

2. 本選考へのエントリー

就活を本格的に始める時期は、大学3年生・大学院1年次の3月1日からが一般的です。多くの企業はエントリーや説明会を3月1日から開始しているので、気になる企業の応募締め切りを確認しておく必要があります。一部企業では3月1日より前に募集を開始していますが、多くの学生が就活に本腰をいれるのは3月以降です。

3. 選考

多くの企業ではESの合格が選考の最初のステップであり、その後、面接などの選考が行われます。企業によってESの締め切り日が異なるので、複数企業の選考スケジュールを管理し、優先順位を考慮した選考対策を取ることが大切です。

4. 内定式

多くの企業では内定式が10月1日に行われます。理系学生の場合、とくに秋頃に研究発表が集中するケースが多いため、就職準備と研究を両立できるようにスケジュールを調整する必要があります。忙しくなることを見越して、早いうちに余裕を持って行動することを心がけましょう。

理系学生の主な進路パターン

理系学生の進路として、まずは理系分野か文系分野に就職するかで選択肢がわかれます。たとえば、理系分野の就職先としては研究職・製造技術・生産管理職・品質管理などが挙げられます。一方で文系分野の就職先としては営業や経営企画、経理財務やコンサルタントなどが挙げられるので、早い段階でおおまかな進路を決めておくことが大切です。また、データ分析や技術営業、SEなどの選択肢も考えられます。

理系学生の主な進路 理系分野への就職 ・研究職 ・製造技術 ・品質管理 ・生産管理職など 文系分野への就職 ・営業 ・経営企画 ・経理財務 ・コンサルタントなど その他の理系分野への就職 ・SE ・技術営業 ・データ分析など

理系学生が就活で成功するために重要なポイント

理系学生が就活を上手く進めるには、以下の5つのポイントに注意する必要があります。特に、早い段階で内定がひとつ確定していると、余裕を持って就活を進められます。

エントリーする企業を絞りすぎない

就活する際は、最初から応募先を過度に絞り込むのは危険です。気になる企業のエントリーは積極的に行い、選択肢を広げましょう。応募数が極端に少ないと、選考が通過せず就活が上手くいかなくなるリスクが高まります。研究と就活の両立を考えつつ、応募先を絞り込むよりも、早い段階で内定を獲得することで、余裕を持って研究に専念できます。

いつまでに何をするか具体的な計画を練る

納得して進路を決めるためには、早めに計画を立ててコツコツ達成していくことが大切です。企業・業界研究、説明会参加、ES作成、面接練習などをいつ実施するのか、スケジュール帳を活用するなどして、可視化しましょう。計画通りに進められない場面も出てくるかもしれませんが、計画を立てないとスタートを切ることもできません。

就活エージェントを活用する

就活を効率的に進め、かつ内定率をアップしたいなら、就活エージェントの利用もおすすめです。客観的な立場からあなたの性格や希望に合う企業を紹介してくれます。また、数多くの就活を支援してきたノウハウをもとに、書類作成や面接のサポートもしてもらえるので、効率的に就活を進められます。

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積極的にインターンシップに参加する

インターンシップは実際の企業で働く機会を持て、将来のイメージを固めるのに役立ちます。研究体験や工場見学、プログラミング体験などを通して、実際に働いたときのイメージがつかめるため、就職後のギャップも減らせるのでおすすめです。また、インターンへのエントリーは、書類選考や面接で企業によい印象を持ってもらえる可能性があります。インターンに参加した人向けの特別選考ルートを作る企業もあるなど就活に有利に働くのはもちろん、有意義な経験となるので、気になる企業のインターンには積極的に参加しましょう。

専攻外の仕事も視野にいれる

自身の専攻分野への応募に絞りすぎると、そもそも受けられる企業が少ないなど、就活を上手く進められない恐れが出てきます。専門外の分野のインターンに参加してみると、新たな気づきが得られることもあります。学部3年はインターン参加が多い時期で、夏のインターンに応募するなら6月頃から動き出す必要があります。開催時期は7~8月頃なのでスケジュールを空けておき、柔軟に対応できるようにしておくことが大事です。

理系学生の内定は早い人だと3年生の8月頃から

一部のIT企業・外資系企業・ベンチャー企業・コンサルティング系の企業などは早い段階で内定が出るケースがあり、大学3年の8~9月頃に内定が確定する方もいます。内定時期は応募先の企業や業種によって異なるので、周りと比べて内定がまだもらえていなくても、焦る必要はありません。興味のある企業の選考スケジュールはきちんと確認しておき、周りと比較せず、焦ることなく実行していきましょう。
理系学生における就職活動は、大学生であれば3年生の4月から、修士課程は1年目(M1)の春頃から夏頃、博士課程は1年目の8月頃からの開始が目安です。就活を上手く進めるためには、早めの計画を立てて準備をすることです。また、インターン参加も効果的です。内定率アップを狙うなら、就活コンサルタントの積極的な利用もおすすめです。

いつまでに何をするか、具体的な計画をなるべく早く立てて、よい状態でスタートを切れる環境を整えましょう。

まとめ

理系学生が上手く就活を進めるには、興味ある企業へのエントリーやインターンを積極的に行うことが大切です。絞り込みすぎると視野が狭まったり、書類選考がなかなか通過しなかったりと、就活スケジュールに支障が出る恐れがあります。就活を成功させるために、就活コンサルタントを上手く活用して効率的に就活を進めるのがおすすめです。LHHでは経験豊富な就活コンサルタントがしっかりと就活をサポートします。ぜひお気軽にご相談ください。

【先輩の声】

F.Iさん 私大 理系学部
F.Iさん 私大 理系学部

内定先企業

・ソフトウェアメーカー

・SE職

当初からSEを目指していたのですが、IT企業は数多く、自分に合った企業を探すことに苦労していました。LHH就活エージェントでは、IT業界に特化したコンサルタントの方が担当して下さり、私に合わせた企業選びのコツを教えてもらえたこともありがたかったです。
SE職に特化した面接対策をしてもらえたため、働くイメージがクリアになって面接も自信をもって臨めました。

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