目次
- 面接対策 志望動機・志望理由・自己PRの伝え方
- 面接は“自分を売り込む場”だが、自分目線の表現にならないよう気をつけよう
- 志望動機や志望理由、自己PRを録音して、磨きを掛けよう
- 履歴書の志望動機・志望理由・自己PRを、面接では意欲・熱意をプラスしてアピール
面接対策 志望動機・志望理由・自己PRの伝え方
面接で「自己PRをしてください」と言われると、「社交的である」「協調性がある」といった言葉だけを、並べてしてしまう人はとても多いのですが、それだけで面接官に自分のアピールポイントが十分に伝わるでしょうか。
面接では、これまでどんな経験をして、何を感じ、その結果自分をどう分析しているか、具体的なエピソードを交えながらアピールポイントとして伝えることが重要です。そのためには、まず自分のこれまでの経験を棚卸しし、そのうえで志望企業と、経験から得た自分のアピールポイントとが、どう結びつくのかを考え、それが相手に伝わる表現で話しましょう。
面接は“自分を売り込む場”だが、自分目線の表現にならないよう気をつけよう
面接は、いかに自分が求める人物像に近いか、採用する価値があるかを見せる、いわば“自分を売り込む場”です。ただし、自分を売り込もうという気持ちが先に立って、自分目線の抽象的な長所だけを並べても相手には伝わりません。アルバイトやサークル活動など、自分が実際に経験した、具体的なエピソードを交えながら伝えましょう。
志望動機や志望理由、自己PRを録音して、磨きを掛けよう
志望動機や自己PRがまとまったら、声に出して一度録音してみることをお勧めします。録音した内容を面接官の立場になったつもりで客観的に聞くと、おかしいと思う点や、もっと違う表現の方がわかりやすい、といった改善点が見つかると思います。何度も聞き直して自己PRに磨きを掛けましょう。
録音が難しければ、先生や友人、家族と模擬面接をしてもらい、感想を聞くのも良いでしょう。とにかく自分の志望動機や自己PRを客観的にチェックして「採用したい」と思えるようなものを目指しましょう。
履歴書の志望動機・志望理由・自己PRを、面接では意欲・熱意をプラスしてアピール
履歴書に書いた志望動機や自己PRを、面接でも同じ内容を話しても大丈夫かなと、心配になることがあるかと思います。履歴書に書いて提出済みなのに、なぜ面接で同じことを聞くのでしょう。
面接官も履歴書には目を通していますが、面接の場で直接聞くことで、皆さんの人柄、意欲、熱意を確認しています。そのため、履歴書に書いた内容に沿って伝えることは問題ありません。履歴書の志望動機欄・自己PR欄は書ける量が限られるので、面接では履歴書には書ききれなかった具体的な内容を沿えるなどして、面接官に自分の意欲・熱意を存分にアピールしましょう。
ワンポイントアドバイス
面接は“自分を売り込む場”と心得ましょう。
志望動機や自己PRがまとまったら、録音して聞いてみる、第三者に聞いてもらうなどして客観的に確認しましょう。
直接言葉で話す面接では、履歴書の志望動機や自己PRに加え、意欲や熱意を存分にアピールしましょう。