就活の書類選考で通らない原因とは? 通過率を高めるための対策も解説

#就活 #書類選考通らない

就活の書類選考に通らない場合、いくつかの共通する原因があります。原因を知り、正しく対策をとることで、通過率を上げることが可能です。本記事では、書類選考に通らない理由と通過率を高めるための対策を解説します。書類選考を通過するための打開策を探している方は、参考にしてください。

目次

就活の書類選考は何割が落ちる?

就活の書類選考で通らない原因とは? 通過率を高めるための対策も解説

新卒採用のエントリー数や書類選考の通過率は、企業によって異なります。そのため、「書類選考で何割が落ちるか」を一概に示すのは困難ですが、人気企業では通過率が10%以下になることもあります。
とはいえ、どの企業も一定数の就活生を次のステップに進ませるため、適切な対策を講じれば十分に通過できる可能性があります。確率に惑わされず、企業に評価される応募書類を作成するための準備を進めましょう。

就活の書類選考で通らない原因とは?

倍率が高い企業を受けている

就活の書類選考で通らない原因とは? 通過率を高めるための対策も解説

人気企業や有名企業の求人には多くのエントリーが集まり、書類選考の競争率は必然的に高くなります。こうした企業を志望すること自体は問題ありませんが、競争相手が多い分、通過するハードルも上がることには留意が必要です。とくに、倍率が極端に高い企業では、優れた応募書類を作成しても通過が難しいこともあります。就職活動においては、複数の企業を視野に入れることも重要です。

提出書類に不備がある

採用担当は、短時間で大量のエントリーシートや履歴書をチェックするため、不備のある書類は読まれずに不合格となる可能性が高いです。とくに以下のようなミスには注意が必要です。

  • 必要書類が不足している
  • 誤字脱字が目立つ
  • 証明写真のサイズが合っていない
  • (手書きの場合)文字が雑で読みにくい
  • 締め切りを過ぎている

また、修正液や修正テープでの訂正も、不備と捉えられることがあります。何か問題があったとしても採用担当から指摘してもらえることは少ないです。十分に注意しましょう。

熱意が伝わらない

自己PRや志望動機の文章が極端に短いと、入社の熱意が十分に伝わらず、選考に通過できない可能性があります。たとえば、「500文字以内」の指定に対して480文字程度書いている場合と、250文字程度しか書いていない場合では、前者のほうが一般的に好印象です。
ただし、応募先の企業が指定した文字数を大幅に超過すると、採用担当者に「配慮が欠けている」と受け取られることもあります。指定された文字数を十分に活用しつつ、熱意が伝わるような内容を盛り込むことが、選考通過を目指すためのコツです。

自己PRや志望動機の書き方に悩み、文字数を埋められない場合、以下の記事も参考にしてみてください。

企業が求める人物像に合わない

採用担当者は、「自社の求める人物像にマッチする人材を採用したい」と考えています。もし、応募書類でのアピール内容が企業の求める人物像に合致しない場合、選考の通過は困難です。とりわけ自己PRのミスマッチは不合格になる可能性が高くなるため、十分な企業研究や自己分析を行い、自分の強みを検討しなければなりません。
多くの企業のホームページには、企業理念や求める人材に関する情報があります。これらを参考にすることで、自己PRに役立つヒントを入手できます。自己PRを考える際には忘れずにチェックし、入社してからどのように貢献できるかを考えましょう。

写真の印象が悪い

履歴書に貼る証明写真は、企業からの第一印象を大きく左右するため、重要なポイントのひとつです。服装がだらしない、表情が暗いといった写真は、採用担当者にネガティブな印象を与え、書類選考の通過率に影響を及ぼす可能性があります。また、写真がズレていたりサイズが違ったりするのも印象を損ねる原因となります。
応募先に好印象を与える証明写真を撮影するには、写真館やスタジオの利用がおすすめです。一定のコストはかかるものの、データをもらうことで必要に応じて何枚でも焼き増しできるというメリットがあります。
証明写真のルールやマナーについては、以下の記事も参考にしてください。

書類選考の通過率を高めるための対策

就活の書類選考で通らない原因とは? 通過率を高めるための対策も解説

見た目を整える

応募書類は、内容だけでなく見た目も大切です。文字を丁寧に書き、適切に段落分けを行うだけでも、書類の印象は大きく変化します。さらに、書類が汚れたり破れたりしていないかもきちんと確認し、折り目がつかないよう注意しましょう。書類に合ったサイズの封筒を使い、書類をきれいな状態で送ることもマナーとして大切です。

記入後は必ず見直しを行う

応募書類の記入後は、必ず見直しをしてから提出しましょう。文章が簡潔でわかりやすいか、内容に矛盾はないかをチェックします。時間をおいて見直すことで、誤字脱字などのミスに気づきやすくなります。
また、第三者に確認してもらい、形式や内容に対する客観的なアドバイスを受けるのも効果的です。指摘された点を改善し、より良い書類を作り上げることが、選考通過の確率を上げるポイントです。

空欄を作らない

応募書類の項目は、空欄を作らないことが基本です。「とくになし」との記載も空欄と同じ印象を与えるため、可能な限りアピールできる内容を考えて記入しましょう。
たとえば、資格や免許を有していない場合は、取得を目指して現在勉強中の資格を記載することが有効です。例えば「○○(資格名)を目指して勉強中」といった書き方をすることで、ポジティブな印象を与えられます。

応募する企業によって内容を変える

自己PRで強みやスキルをアピールする際には、企業の求める人物像に沿ってアピールする切り口を変えるのが効果的です。たとえば部活動の経験を元にアピールする場合でも、チームワークを重視する企業には、仲間と協力したエピソードで協調性をアピールする方法があります。また、分析力を重視する企業には、データ分析やそれをもとにした改善提案による貢献をアピールするなど、企業によって切り口を変える方法が効果的です。

具体的なエピソードを盛り込む

就活サイトや就活本の例文をそのまま用いても、採用担当者の心には響きません。自己PRや志望動機には、自分の経験に基づく具体的なエピソードを盛り込み、オリジナリティを出しましょう。自己PRでは、どのような課題に直面し、それに対してどのように行動し、どのような成果を得たのかを明確に伝えることが大切です。このように情報を整理し、順序立てて伝えることで、採用担当者があなたの強みや入社後の活躍をイメージしやすくなります。また、具体的なエピソードが企業の求める人物像とマッチすれば、選考において有利になるでしょう。

読み手を意識したわかりやすい文章にする

応募書類では、採用担当者の立場からわかりやすい文章を作成することも重要です。PREP法を活用すると、要点が明確になり、伝わりやすい文章になります。PREP法とは、結論(Point)→理由(Reason)→具体例(Example)→結論(Point)の4つのステップで文章や会話を構成する手法です。

たとえば自己PRの場合は、「Point」部分でアピールポイント(自分の強み)を明確に述べ、「Reason」部分でその理由を説明します。続いて「Example」では、その強みについての具体的なエピソードを伝え、最後の「Point」では強みの再確認と、それを応募先でどのように生かせるかを伝えて締めくくると良いでしょう。

この構成を意識することで採用担当者にもわかりやすい文章になります。

就活エージェントに添削を依頼する

対策をしても書類選考が通らない場合は、「LHH就活エージェント」を活用するのも有効な方法です。LHH就活エージェントは、求人紹介だけでなく、応募書類の添削や面接対策などの充実したサポートを提供しています。さらに、就活生は無料で利用できるため、金銭的な負担を気にせずにプロのアドバイスを受けられます。書類選考に悩んでいる場合は、プロのアドバイスを受けることで、自分では気づけなかった改善点が見つかるかもしれません。

まとめ

就活の書類選考に通過できない場合、多くの共通する原因があります。通過率を高めるには、応募書類の見た目を整え、記載内容を見直してアピール方法を工夫することが大切です。
また、自分だけで対策するのが難しいと感じた場合は、就活エージェントを活用するのもひとつの方法です。就活エージェントを利用すると、無料で応募書類の添削や就活全般のサポートを受けられます。適切な対策をとり、書類選考の突破を目指しましょう。

就活ノウハウ に戻る

就活支援の経験豊かなコンサルタントが、あなたの就職活動を無料でサポートします

2024年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査 就活エージェントランキング  紹介企業 第3位

2024年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査

就活エージェントランキング
紹介企業 第3位 ※1

詳細はこちら>>

就活支援の経験豊かなLHHのコンサルタントが、あなたの就職活動を無料でサポートします

※1 2024年 オリコン顧客満足度®調査 就活エージェント 紹介企業ランキング