就活面接マナーガイド|面接前チェックポイントも紹介【対面・オンライン】

#就活 #面接マナー

就活で面接を受ける際には、マナーのある振る舞いが必要です。本記事では就活生に向けて、知っておくべき面接マナーを解説します。面接前のチェックポイントや対面・オンラインそれぞれの面接の流れをまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

目次

面接前のチェックポイント:第一印象には細心の注意を!

就活面接マナーガイド|面接前チェックポイントも紹介【対面・オンライン】

面接において、第一印象は合否のカギを握ると言っても過言ではないほど重要です。第一印象は対面してから約15秒で決まり、その印象はすぐには変わらないと言われています。この第一印象を決める要素を理解する上で役立つのが「メラビアンの法則」です。メラビアンの法則とは、アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱した、コミュニケーションにおける人の印象を決める要素とその割合のことを示しています。

▼メラビアンの法則

  • 視覚情報(見た目/しぐさ)=55%
  • 聴覚情報(声/声のトーン/話し方)=38%
  • 言語情報(会話の内容)=7%

メラビアンの法則がすべての面接に当てはまるわけではありませんが、非言語コミュニケーションが重要であることは明らかです。特に面接では、話の内容と表情や声色などのバランスが求められます。話す内容をしっかり練ることは大切ですが、それを正しく伝えるためには見た目や表情、話し方にも気を配る必要があります。

  1. 1.清潔感:服や靴が整っているか、体臭や口臭のケアができているか。
  2. 2.表情:柔らかい表情で、疲れや不愛想な印象を与えていないか。
  3. 3.装飾品:派手な装飾品や強い香水を避け、悪目立ちしていないか。
  4. 4.姿勢:猫背や横柄な姿勢をとらず、正しい姿勢で着席できているか。
  5. 5.声のトーン:元気で明るい声を意識して出せているか。

【対面】就活の面接マナーガイド|訪問から退室までの流れ

就活面接マナーガイド|面接前チェックポイントも紹介【対面・オンライン】

面接官と直接向かい合って行う対面面接では、表情や雰囲気がオンライン面接よりも面接官に伝わりやすいため、細心の注意が必要です。面接で最善を尽くすために、対面面接のマナーを受付時、待機時、入室時、面接時、退室時の5つの段階に分けて解説します。

1. 受付でのマナー

面接会場には指定時間の10分前に到着できるよう、余裕を持って行きましょう。ただし、早すぎる到着は受付の方に迷惑をかける可能性があるため注意が必要です。受付では、学校名、氏名、来社理由(一次面接、二次面接など)、約束の時間、面会相手を簡潔に伝えます。「面接が本番」ではなく、受付から面接が始まっているという意識を持つことが大切です。

2. 待機時のマナー

企業によっては面接室に直接案内される場合もありますが、待合室で待機することもあります。待合室では、他の就活生と雑談したり、周りを見渡したりせず、静かに過ごしましょう。スマホの使用も避け、音の出るデバイスは建物に入る前に電源を切っておきます。また、待機時間が長くなることもあるので、お手洗いは早めに済ませておくと安心です。

3. 入室時のマナー

入室時はノックの回数、お辞儀、着席の3点に注意しましょう。ドアを3回ノックし、「どうぞ」の指示を受けたら「失礼いたします」と言って入室します。ドアは丁寧に閉め、面接官に向かって「□□(自分の名前)と申します。よろしくお願いいたします」と挨拶し、一礼します。椅子に座るのは面接官から指示があった後で、指示がない場合は下座を選びましょう。

4. 面接中のマナー

着席する際はかばんを椅子の横(足元)に置きます。かばんは汚いものという認識のため、椅子や机の上に置くのは厳禁です。椅子に座る時は深く腰掛けないこと、背もたれにもたれないこと、背筋を伸ばして顎を引くことを意識しましょう。
受け答えをする時には、面接官と目を合わせないと失礼に当たるため、目を見て話すことが大切です。目線を合わせたコミュニケーションが苦手な方は、面接官の首元辺りを見て、受け答えをするとよいでしょう。

5. 退室時のマナー

面接が終わったら立ち上がり、「本日はお忙しい中、面接の機会をくださり、ありがとうございました」などのお礼をし、一礼(敬礼30度または最敬礼45度)します。
退室する際は、ドアの前で再度、面接官の方を向き「失礼いたします」と言い、一礼(敬礼30度)します。
面接後はすぐにスマホを見たり、ネクタイを緩めたりなどはせず、建物を出てしばらくするまでは気を抜かないことが大切です。

【オンライン】就活の面接マナーガイド|準備からオフにするまでの流れ

就活面接マナーガイド|面接前チェックポイントも紹介【対面・オンライン】

オンライン面接も対面面接同様に、相手に不快感を与えないようにマナーを身に付けておく必要があります。

1. インターネット環境・オンライン接続機器の確認

まず、インターネット環境や接続デバイスに問題がないかを確認しましょう。面接当日にトラブルが発生しても慌てないよう、パソコンとスマホやタブレットなど、2つのデバイスを用意しておくことが大切です。また、オンライン面接では安定したインターネット環境が必要です。部屋の中でも場所によって通信の安定度が異なることがあるため、事前にインターネットが安定している場所を確認しておきましょう。

2. オンライン会場の確認

オンライン面接は「Zoom」や「Google Meet」などのツールを利用するのが一般的です。指定されたツールを確認し、アカウントがない場合は事前に作成しておきましょう。すでにアカウントがある場合は、アカウント名を本名に設定し、プロフィール画面も相手に見せても問題ないものに変更しておきます。

また、パソコンとスマホなどのデバイス両方でツールを試し、音量や音質、映像、カメラの角度、背景の映り込みなどを確認しましょう。背景はセキュリティの観点や面接官への印象を考慮して、白い壁などシンプルで明るい場所を選ぶと良いです。さらに、Googleカレンダーなどにオンライン面接のURLを事前に追加しておけば、当日に指定のURLをすぐに開くことができ、安心です。

3. 面接開始時間の確認

面接当日は、音の出るデバイスの電源を切るなど、環境を整えましょう。開始10分前にはパソコンの前でスタンバイし、3分前にはオンライン会場に入室します。ただし、面接のお知らせメールなどに「5分前(10分前)にはスタンバイしておくこと」と指示があれば、それに従いましょう。

4. オンライン会場への入室時のマナー

面接官と対面したら、まず軽く一礼(会釈15度)し、「□□(自分の名前)と申します。本日はお時間をいただきありがとうございます」と氏名とお礼を伝えます。目線は画面ではなく、カメラに向けるよう心がけてください。カメラを見て話さないと、面接官に違うところを見ている印象を与えてしまいます。不安がある場合は、事前にカメラを見て話す練習をしておくと良いでしょう。

5. オンライン面接中のマナー

オンライン面接は対面面接に比べて音声が聞き取りづらい場合があるため、意識してハキハキと話すことが重要です。また、会話のテンポも対面面接に比べて取りづらいため、普段よりもゆっくり話し、相づちやうなずきなどのリアクションも大きめにすることを心がけましょう。

6. オンライン会場から退出する時のマナー

面接が終了したら「今日はありがとうございました」とお礼を伝え、一礼(会釈15度)します。一般的には面接官が先に退室してから退出しますが、「どうぞ、このまま退室してください」と先に退出を促された場合は、「失礼いたします」と言って退室します。この時、必ずオフラインになっていることを確認してください。

まとめ

就活の面接では、身だしなみ、話す姿勢、声のトーンなど、第一印象に細心の注意を払うことが重要です。対面でもオンラインでも、相手に不快感を与えないことが面接の基本的なマナーです。
「LHH就活エージェント」では、経験豊富なコンサルタントがキャリアカウンセリングや個別の模擬面接指導、面接のアドバイスを行い、あなたの就活を全力でサポートします。面接に不安がある方は、ぜひご登録ください。

就活ノウハウ に戻る

就活支援の経験豊かなコンサルタントが、あなたの就職活動を無料でサポートします

2024年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査 就活エージェントランキング  紹介企業 第3位

2024年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査

就活エージェントランキング
紹介企業 第3位 ※1

詳細はこちら>>

就活支援の経験豊かなLHHのコンサルタントが、あなたの就職活動を無料でサポートします

※1 2024年 オリコン顧客満足度®調査 就活エージェント 紹介企業ランキング