【ケース別】転職エージェントから連絡がこない理由と対策

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【ケース別】転職エージェントから連絡がこない理由と対策

転職エージェントへ登録したのに連絡がない、面談までしたのに電話がかかってこない、といったケースは意外と少なくありません。このような状況が発生する理由はさまざまです。本記事では、転職エージェントから連絡がこない主な理由と、具体的な対策について解説します。

目次

【登録後】転職エージェントから連絡がこない理由と対策

【ケース別】転職エージェントから連絡がこない理由と対策

転職エージェントに登録したにもかかわらず連絡がこない場合は、登録内容に誤りや抜けがあったのかもしれません。また、転職エージェント側が登録内容を見落としている可能性もあります。

登録内容に誤り・情報の抜け漏れがあった

転職エージェントの利用にあたっては、さまざまな情報の登録が必要です。登録内容が誤っていたり、必要な情報の抜け・漏れがあったりすると、正式に登録できず転職エージェントから連絡がこない可能性があります。

実のところ、転職エージェントから連絡がこない場合、このケースが大半です。連絡先として入力した携帯電話の番号が間違っている、必要な情報が未入力で登録が不完全であるなどが考えられます。

まずは、登録が完了しているかどうかの確認が必要です。多くの場合、登録が完了すると、転職エージェントからその旨を伝えるメールが届きます。登録したメールアドレスに、登録完了のメールが届いているかどうかをまず確認しましょう。

また、メールが迷惑フォルダなどへ振り分けられていないかどうかも要確認です。メインの受信ボックスだけでなく、迷惑メールやプロモーションフォルダを開いてチェックしてみましょう。

転職エージェントが登録内容を見落としている

内容に誤りがなく、登録も完了しているのに連絡がこないのなら、転職エージェント側で見落としている可能性があります。転職エージェントのなかには、少ない人数で求職者情報の管理や求職者へのコンサルティング、企業へのアプローチなどを行っているところもあります。

このように少数で運営している転職エージェントなら、人の手が足りず、求職者の登録内容を見落としても不思議ではありません。また、登録内容を見落としていなくても、担当者の割り振りに手間取っているケースも考えられます。

まずは、送られてきた登録完了のメールをチェックしてみましょう。登録完了メールには、「登録後は3営業日以内に連絡します」「ご紹介できる求人が見つかり次第ご連絡します」のように記載されているケースが少なくありません。期日が記載されている場合、まだ期日を超えていないのなら、ひとまずは連絡を待ってみましょう。

記載されている期日をすぎても連絡がないのなら、転職エージェントに直接問い合わせをしてみましょう。公式サイトの問い合わせフォームや、問い合わせ先として記載されている電話番号に連絡します。

【面談後】転職エージェントから連絡がこない理由と対策

転職エージェントのコンサルタントとの面談後に連絡がこないケースもあります。以下に代表的な理由と対策を整理しました。

今は転職のタイミングではないと判断された

転職エージェントのコンサルタントは、求職者にヒアリングしたうえで転職先や転職時期などを判断・提案します。求職者を取り巻く状況や環境、将来的なキャリアプラン、現在のライフステージなどを考慮し、「今は転職のタイミングではない」と判断した場合、連絡が少なくなることがあります。

コンサルタントとの面談においてコミュニケーションが不足していると、このような事態に陥りがちです。面談では叶えたいキャリアや今後の目標などだけでなく、転職に対する意欲や情熱も伝えましょう。

転職に意欲的かつ積極的である姿勢をアピールすることで、コンサルタントも求職者のために転職先を見つけなければ、と考えます。できるだけ早く転職したいのなら、転職時期について聞かれた際にも曖昧な返事はせず、はっきりと「今年の○月までに転職したいです」と伝えましょう。

紹介できる求人を探している

求職者に紹介するための求人を見つけるのに、時間がかかってしまうケースが考えられます。コンサルタントは、扱っている膨大な数の求人案件のなかから、個々の希望や条件をもとにマッチしそうな案件を探すため、時間がかかるケースは珍しくありません。

そもそも、紹介できる案件がない可能性もあります。時期的に企業からの求人が少ない、求職者の条件が高すぎてマッチする案件が見つからない、といったことも考えられます。とくに、ニッチな業界や職種は求人そのものが少なく、紹介できない可能性もあります。
このケースでは、コンサルタントに提示した希望条件などを見直してみましょう。一度希望条件を書き出し、優先順位をつけると整理しやすいかもしれません。また、複数の転職エージェントに登録し、同時進行で求人を探してもらうのもひとつの手です。

面談時に悪い印象を与えてしまった

転職エージェントの仕事は、求職者に求人を紹介するだけではありません。人材を求める企業に対し、マッチしそうな人材を提案・紹介するのも大切な業務です。そのため、面談時に悪い印象を抱かれると、「このような人材を企業へ紹介するわけにはいかない」と判断され、連絡がこなくなるおそれがあります。

悪い印象を抱かれる可能性がある行為としては、遅刻やだらしない身だしなみ、汚い言葉遣い、横柄な態度などが挙げられます。また、面談の約束をドタキャンしたなどの行為も、ネガティブな印象を抱かれかねません。

もし心あたりがあるのなら、まずは反省することが大切です。そのうえで、改めて転職を成功させるためのサポートをお願いしたいと、誠心誠意伝えましょう。再びネガティブな印象を抱かれないよう努め、電話やメールでやり取りする際にも十分な配慮をする必要があります。

【書類選考・面接後】転職エージェントから連絡がこない理由と対策

【ケース別】転職エージェントから連絡がこない理由と対策

書類選考や面接後に連絡がこないのは、企業側が選考書類を確認できていない可能性があります。また、応募者が多いケースでは、選考に時間がかかっているのかもしれません。

企業側が選考書類を確認できていない

応募先企業の採用担当者が多忙で、選考書類を確認できていない可能性があります。採用担当者は書類選考だけでなく、採用にかかわるさまざまな業務に携わっているため、忙しすぎるあまり書類の最後まで目を通せていない、といったケースも少なくありません。

履歴書や職務経歴書を提出したにもかかわらず、いつまで経っても連絡がこないのは不安でしかありません。事前に返答の期限や目安をコンサルタントに確認しておくと良いでしょう。

期限をすぎても返答がない場合は、担当のコンサルタントに連絡しましょう。コンサルタントが企業に確認を取ってくれるので、折り返しの連絡を待ちましょう。

選考に時間がかかっている

面接のあと連絡がこないのは、選考に多大な時間を要している可能性があります。たとえば、企業の求人に応募が殺到しているようなケースでは、大勢いる求職者の書類に目を通し、面接も実施しなくてはならず、必然的に時間がかかります。

また、企業側の合否決裁に時間がかかるケースも少なくありません。人事部門だけで合否を決められず、専務や代表などに最終的な判断を仰がなくてはならないケースでは、やはり時間がかかりがちです。

採用したい人材が複数いるときも、選考に多くの時間を要することがあります。たとえば、2人の採用枠に対し、採用したい優秀な人材が5人いるといった場合です。5人全員を採用したいものの、予算や育成計画的に難しいとなると、採用すべき人材を絞り込まねばならず、どうしても時間がかかります。

コンサルタントや面接時に企業側から合否連絡のタイミングを聞いている場合は、まずはその日にちまで待ちましょう。期日をすぎても連絡がない場合、転職エージェントのコンサルタントに確認してください。

【例文つき】転職エージェントから連絡がこない場合の問い合わせ方法

最後に、選考の合否連絡がない場合に転職エージェントのコンサルタントにメールで問い合わせをする際の例文を紹介します。

▼問い合わせの例文
【メール件名】
【確認依頼】○○社選考の件につきまして(xx:送信者の名前)

【メール本文】
株式会社●●エージェント 御中
または、株式会社●●エージェント ◎◎様

お世話になっております。 ××(送信者の名前)です。

先日は面談のお時間をくださり、ありがとうございました。(状況に応じて内容を変更)

その後、○○社の選考の件につきましてご連絡をいただけておらず、

状況を確認したくメールいたしました。(状況に応じて内容を変更)

お忙しい中お手数をおかけして恐縮ですが、ご確認いただけると幸いです。

以上
・・・・

署名
・・・・

登録後に連絡がこない場合の問い合わせでは、メール件名を「登録後のご連絡について」に変更しましょう。本文も「先日、○○エージェント様の公式サイトにて登録を行いましたが、いまだ連絡をいただけていません。早期に転職したいと考えていますので、状況を教えていただけると幸いです」のように変えるとベストです。

選考や面接後に連絡がこない場合も同様に、メール件名と例文の「状況に応じて内容を変更」部分を調整して問い合わせしましょう。

問い合わせの際には、何の用件なのかが一目でわかるよう、件名は端的かつわかりやすく記載してください。また、どこに折り返せばよいのかわかるように、署名欄を用意しておきましょう。

まとめ

転職エージェントから連絡がこないパターンはいくつかあり、理由もさまざまです。まずは状況を把握し、必要に応じてこちらから問い合わせするなどの対応を取りましょう。

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